特別企画ヒック家生活向上大作戦 |
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実はここに書いたことは、初心者がゲームを進める上での重要なガイドライン+ヒント集になってます。この順でやっていけば、何もわからずゼロから始めたあなたも大名暮らしが! |
しかし、シムピープルにデフォルトで入ってる家族と家って変じゃない? いやしくもMaxis製なんだから、どんなにかっこいい家や家族かと思いきや、なんか貧相な家と人たちばっかりで。オブジェクトやスキンは、やっぱり素人が作ったものと較べると格段に出来がいいのにね。それともこれってなんかのジョークなんだろうか? 中でも「これはひどすぎる!」と思ったのは、76番地にお住まいのヒック一家。ママと息子のエルデン、それと犬3匹の家族なんだけど、こんな人たち。 |
そもそも「ヒック」って名前なに? 「ヒックス」ならわかるけど、もしかして日本語版の誤訳? だいたい名前が「ママ」なの? あんたには母親として以外のアイデンティティはないのか? 母親である以前に女として! いやひとりの人間として! それはともかく、ママはナイトガウンみたいなの着てるし、エルデンは見るからにブルーカラーだし、いかにも貧乏くさいが、住んでる家がまたすごい! |
まあ、見てくださいよ、これ。これがデフォルトのままのヒック家のお住まい。 | |
まずこれがメイン・ベッドルーム。っていうか、本当にベッドが入る余地しかない! 装飾は裸電球1個のみ! | |
それでこっちがエルデンの寝室。こっちも家具は簡易ベッドと電灯だけだが、広さはトイレと同じで窓もない! 刑務所以下だよ、これじゃ。 おまけに壁紙はちぐはぐだし! |
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キッチン兼ダイニング兼リビング、っていうか、部屋はもうこれだけしかない。いくらなんでも貧しすぎるっていうか、2人家族なのに椅子はひとつだけ! ここも壁紙ちぐはぐだし! | |
そしてここが庭。もう悲しすぎて言葉にならない! なぜか唯一の贅沢品、ピンボールマシンが外にあるし、ガス台は庭の変なとこにあるし! なんか作りかけでいい加減に放り出したとしか思えない。 |
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さらにママの職業は皿洗い。エルデンは失業中。2人ともスキルはゼロ! これじゃ一生その日暮らし! うう〜、みじめだ。私も「ボンビー一家」なんて作ったけど、あの人たちは貧乏なのは見かけだけで、本当は物持ちだし、能力もあるしね。 大の男がパートで皿洗いしてるママに食わせてもらってるのかよ? マザコンかと思ったら、エルデンはママが嫌いらしいので、単に尻に敷かれてるだけみたい。これじゃー、絶対に嫁さんもらえないな(笑)。 |
そこで、あまりと言えばあまりにみじめな暮らしを見かねて、私、じゅんこは「ヒック家生活向上委員会」を立ち上げることにしました。目標はこれ! チートは一切使わずに、エルデンをちゃんと一人前の男にして、嫁さんをもらい、立派な家を建て、ママにも楽な暮らしをさせてあげる! こりゃー、楽じゃないっすよ。何せふだん私はチートで楽してるからね。でもRosebudは意地でも死んでも使わない! 長年にわたって培った経験を活かしてなんとかする。ユーザー・オブジェクトの中には、実際の価格以上の性能を持つものもあって、これもチートの一種といえば言えるが、まあ、それぐらいは大目に見てね。その代わり、お金を生んだり性格を改造しちゃうようなハックト・オブジェクトは使いませんでした。とにかくまずは金だ! と、思ったら、所持金は1600しかない! じゃあ、まずは金を稼げる環境作りからだ! と言って、なけなしの貯金をはたいて家の改造。それでもお金が足りないから、こんな無意味でビンボくさい庭のフェンスなんか売り払って、遊んでる暇なんかないからピンボールマシンも売り払って、なんとか資金を作った。 |
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まずはベッドルームの改装に着手。新しいベッドを買うお金はないからそのまま使うにしても、ベッドルームを別にする必要なんかない! その分の壁を取り払えば少しはお金も浮くし。そこで母子の寝室は共同にしました。 ついでにあの悪趣味な壁床もすべて撤去して、いちばん安いけどすてきなものに貼り替えた。ペットだってベッドがあってもいいので、ペットベッドも買う。さらに部屋の価値を上げるため、エンドテーブルを買って花を置く。カーテンも吊ってあげれば、ほら、ほとんどお金かけずにこんなきれいなベッドルームに。 |
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リビング・ダイニングはあまりに狭すぎるので、やむを得ず広げた。椅子だけやけに豪華で色が合わないのは、単にこれが安いわりに性能が高かったから。 とにかくスキルを上げなきゃ昇給は望めないので、料理スキルと技術スキルを上げるために本棚は絶対必要でしょ。それに創造性を上げるのにはイーゼル。あとは写真では見えないけど、カリスマを上げるための鏡と、それから論理スキルを上げるために必要なチェスボードも買った。 |
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キッチンはしょうがないので、トースターを売ってフードプロセッサーを買った他はあるものをそのまま使ったが、壁紙と床を張り替えただけで、なんとなくステキな感じに。(トースターで作った料理より、ガス台で作ったほうが栄養価が高い) | |
プールはこいつらにはどう考えてもぜいたくだ。でも体力を付けさせるためにどうしても必要。でもお金がないから、こーんなにちっぽけ! でもこれでも2人が泳げるからふしぎ! 外壁も多少は感じのいいものに貼り替えました。 |
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あとは安いバスタブと洗面台(すらなかった)、万一の用心に警報機と火災報知器を買ったら、ほぼ所持金はゼロに。さあ、明日から稼がなくっちゃご飯が食べられない! |
とにかくブラブラ遊んでいるエルデンを仕事に就かせるのが第一目標。拾った新聞を見たら、医療技術者を募集していた。薄らバカのエルデンにそんなのできるのか?と思ったが、応募したら採用されてしまった。ということは、末は偉いお医者さまではないか。これは死ぬ気で勉強させないと。 というわけで、暇さえあれば2人とも特訓! 最低限の娯楽と社交を与えるほかは(これを与えないと、「とても勉強する気分じゃない」と言って、本を読んでくれない)、ひたすら勉強勉強。とてもじゃないがペットの訓練までしている暇がないので、部屋は犬のおしっこだらけだがしょうがないので我慢。 そしたら、エルデンは首にもならなかったばかりか、なんと昇進して看護士にまでなった。おー、早くも特訓の成果が! でもママはいつまでたっても皿洗いのまま。うーん、もしかしてこの業種に向いてないんじゃないすか? だったら、エルデンのおかげで少しゆとりが出てきたことだし、ママにはきっぱり仕事を辞めて、スキルを磨くことと家事に専念してもらおう。 それからはつらい仕事はすべてママにやらせ、ひたすらエルデンを気持ちよく仕事に送り出すことに専念する。スキルとともに、これが昇進の決め手なんだよね。当然ママはぶうぶう文句を言うが、家にいるおかげでスキルはエルデンより早く上がっていく。どうせならスキルをめいっぱい上げてから、高給取りの職業に就かせてやろう。医療関係は最初は高いが、出世してもあまり上がらないんだよね。早くサーボくんが買えるようになると、ママもずっと楽になるんだが。 |
なんにも買わずにひたすら貯金したおかげで、やっとサーボくんが買えました。これでママは家事奴隷から解放。ほーんと助かるわ。あいた時間はエスプレッソで体力を回復しては、ひたすらスキルアップ! (エスプレッソを飲むと「体力」と「楽しさ」がちょっぴり上がる) しかしかんじんのエルデンは、滑り出しこそ快調だったのに、看護士から先、出世しないな。そこではっと気付いたが、出世のためには友達が必要だったのだ。なのにエルデンの友達は犬だけ! これじゃ出世は望めない、というわけで、今度はあわてて社交に努める。どうせ嫁捜しもしなきゃならないのでちょうどいいや。 本当は友達作りにいちばん有効なのはホットタブなんだが、これは高くてまだ買えない。しょうがないので、町やバケーションにへ出かけては風呂三昧。でもこれもお金がかかるなあ。 結局、家でパーティを開くのがいちばん安上がりで手間いらずということがわかったので、あとはパーティー三昧。(パーティーもまともにやろうとするとお金がかかるが、コツは少ししゃべったらさっさとさよならを言うこと。長居されると食費もかかるし、時間ももったいないし、こういうヘボい家ではお客さんの気分ゲージもだんだん下がってくるので、かえって険悪になることもある) でもその甲斐あって、友達はぼちぼち増え、なんと開業医として独立! これで晴れて嫁さんももらえるでしょう。と言って、いよいよ女の子にアタックを始める。彼が一目惚れしたのはオールドタウンで出会ったステファニーさん。ちょっと年増だがなかなかのブロンド美人。さっそく電話をかけるが、何度も断られたあと、やっとデートに誘うことに成功。 |
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初デートで緊張した様子のエルデン。仕事をサボってデートしてるので、仕事着のままだぞ。 | |
さすがデートの威力は絶大で、ステファニーのエルデンに対する好感度はだんだん上がっていくが、なぜかエルデンは浮かない顔。何をやってもかえって反感をつのらせてしまう。そうかー、これは相性ってやつだな。やっぱりこの女はダメか。他に誰か捜さなくちゃ。果たしてエルデンの運命の女性はどこかにいるのでしょうか? 一方、犬たちは放っておかれてるぶん、勝手に親交を深めているが、ちっとも子犬が生まれる雰囲気がない。子犬を売るといい収入になるので期待してたのに。と思ったら、元からいる3匹は3匹ともオスやんけー! これじゃ子供ができるわけない。あわてて養子縁組センターに行って、メス犬をもらってきて、ミミちゃんと名付ける。犬4匹も養うのはつらいんだけどなあ。 |
嫁ほしさに突然プレイボーイになって、いつでもどこでも女と見れば、年齢も人種も関係なく口説きまくるエルデン。残念ながらみんな「お友達」どまりだが、おかげで友達はどんどん増え、「病院職員のチーフ」にまで登り詰めた。(これがトップなの? 医者だったのにいきなり職員に格下げ? 英語版は確かめてないんだけど、やっぱりこの日本語訳は変だ!) と思ったのもつかのま、ナンパに夢中になるあまり、2日続けて仕事をサボってあえなくクビ! さすが元がボンクラだけある。しょうがないので再就職。こんどはなんと無謀にもエンターテインメント業界を目指す。映画スターになれば女の子もなびいてくれるのではというはかない期待をこめて。 一方、その間黙々とスキルアップに励んでいたママは、とうとうスキルがすべてフルになってしまった。それじゃあ、ママにも就職してもらおうかというわけで、再び皿洗いに戻る。とは言っても、洗い場のおばちゃんに甘んじるつもりはないよ。レストラン業界の大物を目指すつもり。 ところがスキルが高いせいで、ママはトントン拍子に出世。あっと言う間にエルデンより高給取りになってしまった。と思ったら、いきなり科学業界に転職! マッド・サイエンティストになってしまった! あのママにそんな野望があったなんて! 人は見かけによりませんな。おかげでエルデンはやっぱりママに頭が上がらない。 |
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でもようやく愛が実って、ラブラブ関係にまでたどりついた相手が、このビンゲットちゃん(変な名前)。積極的なアタックが功を奏して、好感度も100%に。 「今がプロポーズのチャンスだ!」と思って、家に呼んで正式にプロポーズしたのだが、結果はNO! その理由が「あなたの家族には余分なスペースがありすぎるわ」というもの。 日本語わけわからーん! やっぱりこの訳は絶対変だ。家族のスペースって何? スキルはずいぶん上がったし、仕事もちゃんとあるし、家だってそれなりにちゃんとしてきたし、「ぼくのどこがいけないの?!」と、エルデンでなくても言いたくなってしまう。それでもめげずに何度もプロポーズしたが、いつも同じ答え。 うーむ、新しいデータセットを入れるたびに、微妙にゲーム設定が変わるのだが、以前なら、好感度100%プロポーズして断られることなんかなかったのになー。それもお金が足りないとか、わかりやすい理由ならともかく、家族のスペースが多すぎるってどういうこと? |
もしかしたら、これはオブジェクトが足りないと言う意味かもしれない。どうせお嫁さんもらうからには、家だって新婚夫婦が満足して暮らせるものにしたいし。ババアといっしょの部屋に寝るんじゃ、お嫁さんいやだろうからねえ。 というわけで、またまた家の改装&増築に着手。幸い、2人で必死になって働いてるせいで、家計にもだいぶ余裕が出てきたしね。 |
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というわけで、2階を増築。2階を新婚夫婦の寝室にして、元の小さい寝室はママの部屋にすることにした。 そこで完成したのが、この新婚さんルーム。でもここまでしてお嫁さん来なかったら、よけいみじめな気もするけど。 生まれ変わったエルデンのバリッとした服装にも注意。(この無精ひげとちょんまげはなんとかしてもらいたいが) |
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一方、こちらがママの部屋。なんかエルデンの部屋より豪華? なるべくババアっぽい雰囲気を出そうと試みました。もっとも、いつもと違って少ない予算でやりくりしてるので、なかなか思うようには行かないんだけど。 ママもあの貧乏くさいガウンを脱ぎ捨てて、ステキなドレス(?)にお召し替え。 |
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小さいながらもキッチンも改装して、皿洗い機とゴミ処理機を買ってあげた。 | |
バスルームもこんなにきれいに。 | |
で、二階建て新居が完成したところで、再度ビンゲットにアタック! でもまたまた同じ理由で断られる。何言っとんじゃ、この女はー! いちおうこの家族はエルデンが結婚できたところで終わりにしようと思ってるんだけど、まだまだ先が長いような悪い予感が。 |
それでもあきらめないエルデン。あいかわらず女の子を口説きまくってるが、その間にもスキルアップを忘れず、着々と出世して、とうとう「スーパースター」の地位まで上りつめた。でもガールフレンドはいっぱいいるけど、あいかわらず独身のまま。まあ、それでも立派な家も建ったし、職業で頂点を極めたんだからいいか、と思い始めたころ‥‥ | |
自宅で開いたパーティーで出会ったのが、このベットさん。ご覧の通り、波打つブロンド、ナイスバディのむちゃくちゃいい女。 どう見たってエルデンには不釣り合いで高嶺の花だが、とりあえず誰でも口説くことが習慣になっているエルデンはナンパしてみる。そしたらやけに話がはずんで、好感度がみるみる上がって行くではないか。 でもどうせプロポーズしてもまた振られるんだと、あきらめムードのエルデン。しかし、ラブラブ・マークがついたところで、思い切ってプロポーズしてみたら‥‥ |
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「いいわよ」と、あっさり1回目のプロポーズでゴールイン! 本当にいいのか、あんた?! 一生のことをそんなにかんたんに決めちゃって? それもこんなぱっとしない醜男と! でも本人がいいと言うんだからいいんでしょう。それにしても、こんな男のどこがいいんだ? 「スーパースター」ってところに惹かれたんだろうか? それともすてきな家に住んでるから? その理由はあとで彼女のパラメータを見てちょっとわかった。派手な外見に似ず、「やさしさ」と「社交性」が飛び抜けて高い性格なんですね。そういう人だからエルデンでも受け入れてくれたのかも。というわけで、このお話もめでたくハッピーエンド。 |
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結婚祝いに、2階に夫婦専用の新しいバスルームを作ってあげた。いかにも夢いっぱいの感じがするでしょ? ベットはパパラッチで、夜の仕事が多いから、エルデンとはすれ違い夫婦なんだけど、かえってそのせいで円満にやってるような気もする。嫁姑の仲も大変よろしく、みんなにかわいがられるお嫁さん。 稼ぎ手が3人になったので生活にもますますゆとりが出てきて、めでたしめでたし。 |
そこでこれが最終的な数値です。(犬は省略) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ママ
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エルデン
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ベット
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