2丁目7番地 ウィンター・ワンダーランド
 冬の別荘
 私の冬の別荘として設計したのがこの家。冬だからあったかいところへなんて邪道! 冬だからこそ、雪に閉ざされた山の山荘で、ぬくぬくと過ごしたい。
 全容
 というわけで、デザイン・コンセプトは「山小屋風山荘」。木目の壁は当然お約束でしょ。外が寒々してるから、中はなるべく暖かそうに作りました。
 1階
 1階はトイレを除き、すべてが広いワンルームになっていて、そこに食事コーナーやリビング・コーナー、遊戯コーナーがあります。階段はとにかく場所をとるので、シム建築家にとっては邪魔でしょうがないのですが(私はエレベーターってきらい。らせん階段は場所を取らなくていいんだけど、逆にデザイン的にむずかしい)、それをあえて真ん中に持ってきたのも設計デザイン上のポイント。階段は壁で囲んで周囲に装飾をしました。さらに2つの階段をならべて間にできたスペースには、これも通常場所を取って邪魔なピアノを置きました。
 2階
 2階にはベッドルームとトイレ、これもお約束のサウナがあります。それ以外のスペースはやはり仕切りを設けず、自由に使えるようにしました。南側にはテラス、北側の壁はすべて大きなガラス窓にして、リクライニング・チェアを置いて、サンルーム風にして、くつろいで美しい景色を眺められるようにしてあります。

Vacation改訂版についての覚え書き

 実はこの家は前々から改訂版を作らなきゃと思ってたんですよ。というのもほら、最初にこれを作ったときは、雪の山荘を作るなんて誰も考えてなかったから、いや、そのためのオブジェクト作ってる人がいるってことは、ユーザーは考えてたんだけどMaxisは何もそんな想定してなかったから、それなりに苦労したわけです。
 ところがそこへ『バケーション』が出てしまい、まさに私が考えていた通りの「雪の山荘」作りの素材がデフォルトでいっぱい追加されたじゃないですか。これはなんとしても作り直さなくちゃと。

 ところが、いざ作ろうとしてみたら、バケーション用のオブジェクトは住居マップじゃほとんど使えないんじゃないのー! 特に雪の積もった木!
 ご覧の通り、この雪景色がこの家のいちばんの自慢なんですが、さすがにデフォルトの木のほうがちょびっと出来がいい。しかもそれが何種類も使える!と言って喜んだのもつかのま。実際に使おうとしたら、「床の上には設置できません」って何これ?
 雪野原と見えるのはもちろん床。その上に置けないってことは、どうしても置こうと思ったら、せっかくの一面の雪がところどころハゲちょろけになってしまう! バケーション島ではちゃんと雪の上に植えられるのになんで!
 この理由はまだ未解明だが、それ以外にも、期待したスケボーや雪合戦は自宅じゃできない。ビーチバレーはできるのになんで? ならばせめて屋内だけでもと思ったが、やっぱりデフォルト・オブジェクトは微妙にセンスの違いを感じてしまう。ほら、これはうちの別荘だからさ、やっぱり田舎風の中にも垢抜けて贅沢な感じがほしいのよね。なのにデフォルトのウィンター・アイテムはどうも今ひとつ田舎くさすぎる。だいたい私はカントリー調ってきらいだし。

 そんなこんなで結局、「バケーション」アイテムはほとんど使わないまま。だいたい、Dincer Hepgulerの雪の滑り台とか、7 Deadly Simsの雪だるまなんて、デフォルトのやつにもまったくひけをとらない出来じゃない。何もわざわざ変える必要ないやと思って。
 にもかかわらず、内装は全面改訂しました。この家はカタチはもう完璧なのでほとんどいじってないけど、内装は久々に遊んでみたら、「何これ、ぼっろーい!」と思ってしまったので。それもそのはず、インテリア・デザイナーとしての私の腕が上がったというより、あれ以来、どんどんたくさんのオブジェクトを入れてるから、限られたオブジェクトだけで作られた昔の家はどうしてもみすぼらしく見えてしまうのだ。そんなわけで写真もほとんど入れ替えて、新しい解説も付け加えました。見てやってください。

 ところで、この家を建てたら、もっと小さくてひなびた感じの本当の山小屋も建てたくなっちゃったなー。ここは私の別荘なんでかなり豪華だけど。「アルプスの少女ハイジ」の家なんて良くない? ああ、時間さえあれば!


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