番外地 シム・プリズン
 ここは網走番外地、じゃなくて、シム・シティ刑務所だ!
 ここはシム・プリズン、わるいことをしたシムが入れられるところです。
 というと、またいつものシムいじめかと思うでしょ? 残念でした。これはシム建築家としての一種の実験、すなわち、最低限の設備だけを与えられて監禁されたシムが、不便だけどもそこそこ機嫌よく、それなりに人間的な最低生活を営むには何が必要かという実験なのです。

 実は最低限、冷蔵庫(食料)さえあればシムは生きていけます。調理用具がなくても、生で食べればいいし、ベッドがなくても、体力が限界に達すると倒れて寝てしまうし、便意ががまんできなくなればもらしてしまうし、どんなに臭くてもそれで死にはしません。
 でもいくら囚人でもそれではあんまりなので、やはりベッド(いちばん安くて粗末なシングル・ベッド)と、椅子とテーブル(どっちも見るからにボロいやつ)と、トイレとシャワーぐらいは付けてやろう。

 問題はプライバシーと娯楽と社交です。そのどれが欠けてもシムはキーキー悲鳴を上げるから。囚人なんだからそれぐらい我慢しろと言いたいんですが、やはり人道的配慮に欠けるので、なんとかしなきゃならない。
 シムはプライバシーを重んじるので、人がいたら絶対トイレやシャワーを使いません。でも囚人に個室を作ってやるのはおかしいので、プライバシーは与えない方針にしました。いやなら床でしろってことで(笑)。
 娯楽もぜいたくですが、現実の囚人だって読書ぐらいは許されてるので、本棚だけを与えることにしました。
 社交もぜいたくな話ですが、これは独房をやめて二人房にすることで解決。とにかく話し相手さえいれば、シムはご機嫌なので。ついでにケンカなどしないよう(ケンカをしても逃げるところがないので、負けた方は餓死してしまう)、社交のパラメータを上げ、恋仲にしておきました。まあ、刑務所でホモってのもよくある話だし(笑)。
 するとプライバシーの問題も解決してしまいました。恋人の前なら排泄も裸になるのも平気なのね。(それもどうかと思いますが) それに鉄格子だから外から丸見えなのに、いちおうこれも壁の一種なので、シムは安心して用が足せるわけ。
 そこで完成したのがこれ!
 全容
 鉄条網で囲まれた、見るからに殺風景な外観。
 1階
 門を入ると看守の詰所があり、中庭をはさんだ1階はすべて監房になっています。
 2階
 2階は看守の居住部分になっています。左がダイニング・キッチン兼居間、右が寝室。それぞれにバスルームがついています。監房を見下ろすように組まれた通路が特徴。


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