Oasis Bungalows
Vacation Island Lot 48
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Architect's Note
 皆さま、お待たせしました。とうとうついに久々の新作です。
 でもって、性懲りもなくまたバケーション・ホテルです。というのも、普通の家は家族も作ったりしてめんどくさいので(笑)。だいたい、そうやって苦労して作ったわりには、他の家ではあんまり遊ばないんですよね。だいたい私は自分の分身の「シムじゅんこ」の家族でプレイするのがいちばん楽しいので。でも、ホテルならばシムじゅんこたちも楽しめて、気分転換にもなるってわけで一石二鳥。というか、単に人間じゅんこが旅行に行きたいのに行けない憂さ晴らしだったりして(笑)。

 で、例によってどういうホテルにするか考えました。海、森、雪山ときたから、次は砂漠だ!というのであっさり決定。クリスマスに砂漠っていうのがちょっとなんですが、そういや、真夏にスノー・リゾート建てたりしてましたっけ。やっぱり寒いときはあったかいところ行きたいですしね。(単に自分が行きたいというだけ)
 そこで砂漠のホテルってどんなのだろう?と考えました。そんなの行ったことないからイメージわかないや。とにかく砂漠の中のオアシスみたいなところ。それだと、大きな建物はおかしいな。かといってデフォルトみたいなキャンプ場じゃつまらないし。それで、平屋だけのバンガロー村みたいなのにすることにしました。これまでがどっちかというと豪華ホテルばっかりだったから、同工異曲を避けるためにもちょうどいいやって感じで。でもシムじゅんこはぜいたく好みなので、やっぱりかなり豪華ですけどね。

 最初はやはりアラブとか中近東をイメージしてました。イスラム風の建物はすでに「モロッコ風の別荘」でやっちゃったんだけど、あれはかなり古い家で、その後すてきなオブジェクトもたくさんたまったし。ところができあがってみたら、やっぱりアラブも、アフリカも、アジアもまぜこぜの国籍不明リゾートになってしまいました。
 理由は使えるオブジェクトが意外と少なかったこと。やっぱりただ単に中近東風っていうだけじゃだめで、オブジェクトは厳選してますから。しかもこの手のオブジェクトってやたら派手というか、すごい色やデザインが多くて、コーディネートがむずかしいんですよ。
 ただ、今回は派手さをいとわず冒険をしようと思いました。なんといっても旅の楽しさは日常から脱却できること。リゾートが自分ちと同じようだったらつまらないもんね。ただ、やっぱり好みというものはあるので、いくらがんばっても同じようになってしまう部分もあるんだけど。
Overview
 はい、これが全体像です。オアシスの感じ出たでしょうか? 砂漠なので海はないです。上のサムネイルでは海が見えますが、あれはしんきろうです(笑)。ついでに上のテント村もしんきろうです。

 最初は真ん中にオアシスのつもりの噴水を置いて、そのまわりに建物が点在するレイアウトを考えていました。ところが、完成直前に発表されたのがPersimmon Groveのこのパビリオン。どうしてもこれを使いたくて、すべてやり直し。詳しくは次のページで解説してあります。

 何もない砂漠の中に、小さいバンガローが点在するというのが最初のプランでした。でもけっこう家でっかいですね。やっぱり完璧な内装を目指すと、どうしても大きくなっちゃって。でも念のためインターネットで調べてみたら、モロッコあたりには1泊何10万円もするような高級バンガローもあるみたいなので、それほどおかしくないかと。アラブや欧米のお金持ちがお忍びで休暇を過ごしにやってくるような高級リゾートです。

 奥のいちばん大きい建物はサルーンバー(兼ディスコ)です。砂漠の中にしては開けてますね。他の3つの建物がバンガローで、それぞれ内装に趣向を凝らしてあります。

 外観を決定するのは建物の形だけではありません。外壁と屋根も重要な役割を果たします。壁は砂漠らしさを出すため、自然な砂色にしようと思っていました。壁の色が決まると、屋根はそれと地面の砂の色に合わせて決まりました。そのため、唯一派手なプールとパビリオンを除くと、外観はひなびて落ち着いた感じになっています。
では中をご案内しましょう


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