4丁目5番地
田舎のおばあちゃんの家
お宅拝見 屋内その1

屋外 ニワトリ小屋 屋内その2
建築家の覚え書き - インテリア・デザインについて
 それでは家の中をご案内しますが、例によっての悩みはオブジェクト捜し。確かに「カントリー」とか「ラスティック」とかうたったセットを作ってる人はたくさんいるんですが、私に言わせるとどれもきれいすぎ! こんなピカピカの新品同様の家具じゃ田舎の家らしく見えないって思いませんか? やっぱり使い込まれた年代物の感じがしなくちゃね。
 だけど、そういう「汚し」を上手に入れるのは、当然ながらピカピカの新品を作るよりむずかしい。というわけで、気に入ったものがあまりなかったんですわ。

 そういうカントリー調オブジェクトの老舗といえば、Wood For SimsとPersimmon Grove。だけど、Wood For Simsは植木はすてきだけど、家具はいまいちリアリティがないし、半分が有料。Persimmon Groveはあくまでアウトドア・アイテムが専門で、家具はほとんどない。
 そこであくせく捜すより、とりあえずあるものでなんとかするという方針で作りました。その結果、例によっての寄せ集めになりました。
 とにかく心がけたのは、いわゆる「カントリー」ふうのショールームみたいな家じゃなくて、いかにも人が生活している空間っぽくすることですが、いかがでしょうか?
リビング・ダイニング
 みんな揃ってにぎやかにお食事。ダイニング風景です。
 なんとなく雑然とした感じですが、この家は本当に人が住んでる住まいらしく見せるために、なるべくセット家具は使いませんでした。それでも、壁紙(まいどおなじみBikerguy)とカーテン(Lerilai's Place)とペットベッド(All Meine Sims)、それにこの写真では見えませんがソファ(Dincer Hepguler)の色を合わせてあるあたり、我ながら芸が細かいなあ。
 私のお気に入りはこのダイニングテーブル(Marina's Sims)と椅子。風化した木の肌合いがなんともしっとりとしていいでしょう。ほんとは3人家族でこんなに大きなテーブルはいらないんだけど、あまりにぴったりだったので使ってしまった。
 必要不可欠だと思ったのは、「大きなのっぽの古時計」(笑)。「おばあちゃんのうち」なんだからやっぱり「おじいちゃんの時計」は置きたかった。
 ほかにライトと植木はWood For Sims、
 同じ部屋のこちらがリビング・コーナーです。ここも地味だけど、お気に入りのすてきな家具ばかりを集めてあります。ただ、すてきすぎてやっぱりお金持ちそうになってしまったかな。裕福なお百姓さんなんだと思ってください(笑)。本当に田舎っぽくしたいなら、そもそも2部屋ぐらいの丸太小屋にすべきだったんだけど、つい、住みやすさと美観を優先してしまって。
 手前のソファと椅子はGotta Love Those Sims。本棚のセットはBits n Bobs。チェックのソファとテレビはDincer Hepguler。
 同じリビングを夜見たところですが、よーく見てね。ほら、カーテンが閉まってる! このカーテンは夜になると自動的に閉まるし、シムが開けたり閉めたりもできるんです。今回初めて使ってみたんだけど、暗くなったら家政婦がカーテンを閉めているのでびっくりしてしまいましたよ。(この人、命令もしないのにいろんなことをするのがおもしろい) 実はこれ、ライトのクローンなのでこんなことができるんですね。賢い! Lerilai's Placeの作品です。

 ちなみに部屋ずいぶん暗いでしょ? いちおうフロアランプ1つと、天井灯が2つあるんですけど、これだけ広い部屋にしては照明少ないです。実は日本人は夜でもこうこうと明るい部屋が好きですが、西洋人は明るい照明より暗い照明、直接照明より間接照明を好みます。明るすぎる部屋は「会社かお店みたいで落ち着かない」と言います。向こうの人の感覚では照明は暗い方が家庭的な雰囲気でくつろげるらしい。実際、あちらの家って夜はほとんどものが見えないぐらい薄暗いのが多いです。
 私も昼間薄暗い家はきらいで、それこそ採光とか壁床の色とかすごい気を使うんですが、そんなわけで夜の照明は意識的に暗くしてます。そのほうが「外国」っぽく見えますよ。少なくともシムピー的に言えるのは、照明は少なくした方が「ライティング効果」が絶対映えるということです。
うんちくが長くなってしまったのでもう1ページ


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