Garden House
Map 3 Lot1
Overview

Overview | Gardens | Ground Floor | 1st Floor
Architect's Note
 まずは口上を述べさせて頂きます。この家はもともと、「可憐的しむぴ」のKalenさんのお誘いを受けて、ハウス・コンテストの出品用に突貫工事で作り上げたものです。何せビンボーなもんで、賞品の「好きなペイサイトの1ヶ月メンバー資格」がたまらなく魅力だったので。
 ところがこういう不純な動機のせいか(笑)、こういうときに限ってなぜか落ちまくり、その泣き言は日記のほうにも書いてますが、強制終了を60回ぐらいくり返しながら建てました(泣)。例によって、起動画面を眺めていた時間のほうが建築に要した時間より長いです。

 それでとにかく新しい家を建てなくちゃと。でも「魔女の家」を建てたあとはしばらく休むつもりだったので、アイディアも用意もなんにもないところからのスタートです。
 そこでまず考えたのは、コンテストで入賞を狙うからには、やっぱりわーっと人目を引く建物がいいかな?ということ。明確なテーマのある家や、個性的な外観の家はやっぱり目立ちますしね。どうせなら「魔女の家」の完成前にお誘い頂いたんならあれを出せたのに。でも今はなんか私自身が気が乗らないので、そういう特殊な家はパス。
 それから考えたのは人と同工異曲は避けようということ。海外のハウスサイトを見てると、最近はどこもモダンハウスばっかり。そもそもオブジェクトサイトがモダン系が強いしね。今回もそういうのが多いだろうと思ったので(この予想は見事に外れましたが)、私はあえて、得意の英国調で勝負しようと思いました。でもたしかにモダンハウスのほうが目立つといえば目立つなあ。
 などといろいろ考えたのち、結局、自分の好きな家を好きなように建てようという当たり前の結論に落ち着きました。自分が気に入らない家で勝ってもうれしくないし、読者もみんな目が肥えてるから、「いかにも賞取りのために作りました」って感じじゃ見破られちゃうだろうし。

 でも英国調というだけじゃ家が建たない! やっぱりなんらかのアイディアというか、方針がないと。そこではっと思い出したのは、こないだの休日に友達と訪れた旧古河庭園。東京の下町にある古い洋館で、イギリスの建築家ジョサイア・コンドル(鹿鳴館、ニコライ堂などで有名)の設計になるものです。見学を制限しているので、室内には入れなかったんだけど、私はこれにすごーく感動しました。
 なんといっても、英国の有名建築家の家ですから、もちろん英国貴族館の雰囲気なんですが、そこにそれとなく和風なしっとりした趣が加わって、ただ豪壮なだけの英国建築より、私にはぴったり来るんです。しかもスケールも向こうの家よりずっとこじんまりしていて、むしろシムピー向き(笑)。
 中も外からのぞいただけだけど、これならシムピープルで十分再現できる、っていうか、「ほとんど私が建ててる家とおんなじじゃん(笑)」というのに、自分でも驚きました。使ってる素材はほとんどが向こうのものだし、自分では純西洋建築のつもりでしたが、やっぱり日本人が作ると「洋館」のイメージになっちゃうんですね。でも家具類もなんかどこかで見たようなのが多くて、いかにシムピープルがリアルなゲームかつくづく感心しました。
 これが、その旧古河庭園です。しかし、何も植物が全部枯れてる冬の写真を載せなくても(笑)。個人が撮ったものだと著作権に引っかかるので、いちおう公的なHPから持ってきたんですけどね。ほんとはもっときれいです。
 でも家ってやっぱりこうやって青空をバックに仰角で見る方が絶対かっこいいですよね。これもSims2ではできるようになるんでしょうが。ああ、ところで似せようと言う努力はまったくしてませんので、「似てない!」という突っ込みはなしにするように。

 家なのに名前が庭園というだけあって、この家の見所は付随する庭園です。一度は本格的な庭園のある家を造りたいというのが私の夢で、そのため庭師修行も重ねてはいる(笑)んですが。
 前に「花屋敷」というのを作りましたが、あれはまだ練習で、ぜんぜん気に入らないので消しちゃいました。そもそも、家の中まで家具も壁床もすべて花柄で統一しようというのに無理があった(笑)。でも気持ち的にはあれの後継者のつもり。
 そこで旧古河庭園をモデルにして、花や木でいっぱいの家を建てようと決めました。が、すぐに挫折(笑)。やっぱり実在の家というか庭をシムピープルで再現するのは無理ですよー! 内装はやろうと思えばけっこう本物そっくりにできるんです。ところがシムピープルの限界は家の外観と地形と遠近法! でもこれが似ないとどうしても似て見えない! そこでもうモデルのことは忘れて、あとは自由気ままに建ててみました。プレイする時間がなかったので、家族はいません。いちおう夫婦と女の子ひとりの家族を想定して建てたんですが。
Overview
 はい、これが「旧古河庭園」ならぬ、「新じゅんこ庭園」の全貌です。なんかどっかで見たような庭だって? いや、詳細は「お宅拝見」画面で見てほしいですが、これでもそれなりに進歩してるんですってば!
 モデルにした旧古河庭園の面影を残すのは、まず、家の両翼に張り出した三角屋根の部分。もちろんシムには三角屋根がないので、少しでもそれに近づけようとしました。
 三角屋根を作って配布してくれているサイトはたくさんあるので、いろいろ試しては見たんですが、オブジェクトを使うと形や色や大きさが選べないので、どうしても気に入ったのがなかったんです。
 その間の引っ込んだところが玄関で、玄関の上にはバルコニーがあるというのも元の邸宅と同じですが、色がまったく違うので印象はだいぶ違います。
 家の前にある花壇も、旧古河庭園のバラ園をイメージしたものです。家とバラ園は高台にあって、そこからずーっと下の方まで、谷のように深くなったところに池や庭園があるんですが、まずそれだけの高低差も広さ(現物はこれのほぼ20倍の敷地)も確保できないので、それはあきらめました。でも気休めにちょびっと段差がつけてあります。
 古河庭園の庭園の特徴は西洋庭園と日本庭園がまざりあっていることで、それも造りたかったんですが、こっちはまだ修行不足なのと、コンテスト用ということで時間制限があったので、あっさりあきらめて、代わりにあずまやを作りました。
 裏から見るとこんな感じです。ああ、なんかあわてて建てたせいか、木の配置とか適当だなあ。
Floor Plan
 1階
 例によって左右対称です(笑)。なんかもう何も考えずに作ると、いつも同じ間取りになっちゃう! 左手前はダイニングルーム、奥がキッチン、真ん中が玄関ホールで、右手前はリビング、奥がバスルームです。
 2階
 2階は1階よりやや小さめに作ってあります。左手前がメイン・ベッドルーム、その奥は書斎、真ん中が階段ホールで、右手前は子供部屋、奥がバスルームです。玄関の上には小さいバルコニーがあります。
 それではご案内しましょう。


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